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簡単に身近な食材で作れるのがアペロの基本

食前酒やアペリティフの略称として使われる言葉がアペロであり、日本人にとってはなじみは薄いものの、本場フランスでは食文化としてアペロは必須の存在です。
朝食のランチも日本人のような手残った料理をすることのないフランス人ですが、夕食や週末のディナーともなれば話は違います。
元来おしゃべりなフランス人は家族や気の合う仲間とのディナータイムを、美味しい食事とおしゃべりで楽しく過ごしますので、本格的なディナーを食べる前にお酒を軽く飲む際のアペロは欠かせません。
お酒を軽く呑みながら軽くつまめるおつまみのアペロは、見た目もお洒落で手軽で美味しくつまめるおつまみです。
何よりもアペロで主役となるのは人との会話であり、本格的なパーティーメニューとは異なり、無理をすることなく身近な食材で、すぐに作れるので準備にもさほど手間はかかりません。
まだアペロに慣れないと、つい飲みすぎてしまったり、簡単につまめるおつまみでお腹いっぱいになってしまうこともありますが、食前の軽く呑むお酒は会話を楽しむ時間です。

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